「同じところを何度も間違えてしまう」
「練習しているのに、なかなか弾けるようにならない」
「昨日は弾けたのに、次の日になるとまた弾けなくなっている」
大人のピアノ学習者の方から、このようなお悩みをお聞きすることがあります。
同じところを何度も間違える原因は、単に練習不足だからとは限りません。
楽譜がしっかり読めていない場合もあれば、頭の中で音や指の動きがイメージできていない場合もあります。
八幡市のMIYAKEピアノ&ウクレレ教室では、大人の方にも分かりやすく、弾けない原因を一つずつ整理しながらレッスンしています。
同じところを何度も間違えるのは、練習不足だけが原因ではありません
ピアノを練習していると、同じ小節、同じ音型、同じ場所で何度も間違えてしまうことがあります。
そのようなとき、多くの方は「もっと練習しないといけない」と考えます。
もちろん、練習量が足りていない場合もあります。
しかし、弾けない原因を確認しないまま、ただ何度も弾いてしまうと、かえって間違えた動きを身体に覚えさせてしまうことがあります。
間違える。
また同じように弾く。
さらに間違える。
その動きが身体に残ってしまう。
このような悪循環に入ってしまうと、頑張って練習しているのに、なかなか改善しにくくなります。
同じところを何度も間違えるときは、すぐに「練習不足」と決めつけず、どこでつまずいているのかを確認することが大切です。
まず確認したいのは、楽譜をしっかり読めているかどうかです
同じところを何度も間違える場合、まず確認したいのは、楽譜をしっかり読めているかどうかです。
音の名前だけを読んでいるつもりでも、実際には十分に楽譜を読み取れていないことがあります。
楽譜には、音の高さだけでなく、たくさんの情報が書かれています。
- アルペジオ、つまり分散和音の動きなのか
- 音階的に上がったり下がったりしているのか
- 囲い込むような動きになっているのか
- 半音階が使われているのか
- 上昇しているのか、下降しているのか
- どのようなリズムなのか
- どこで手のポジションが変わるのか
このように、楽譜を見るときには確認するポイントがたくさんあります。
ただ一音ずつ音名を追うだけではなく、音の動き方やリズム、手の形まで見ていくことで、弾く前の準備がしやすくなります。
楽譜が読めていても、イメージができていない場合があります
楽譜を確認して、音やリズムが分かっているように思えても、実際に弾こうとすると指が止まってしまうことがあります。
その場合、楽譜を読むことはできていても、頭の中で音や指の動きが十分にイメージできていない可能性があります。
ピアノでは、次にどの鍵盤を叩くのか、どの指を使うのか、手がどの方向に動くのかを、ある程度頭の中で準備しておく必要があります。
そのイメージが曖昧なまま弾くと、指が途中で止まったり、違う鍵盤を叩いたりしやすくなります。
つまり、「分かっているつもり」でも、実際には弾くためのイメージがまだ十分ではない場合があるのです。
指が止まってしまうときは、指の動きだけでなく、頭の中で鍵盤や指の動きをイメージできているかを確認することが大切です。
楽譜の先読みは、小説を読むことに少し似ています
楽譜を読むときには、今弾いている音だけを見るのではなく、少し先を見る力も大切です。
これは、小説や文章を読むことに少し似ています。
たとえば小説を音読するとき、一文字一文字だけを見て読んでいるわけではありません。
実際には、今読んでいる場所の少し先を見ながら、次の言葉や文章の流れを予測しています。
楽譜でも同じように、今弾いている音だけでなく、次にどのような音の動きが来るのかを少し先に見ておくことが大切です。
先読みができると、次の音や手の動きを準備する時間が生まれます。
ただし、楽譜の先読みにはある程度の読譜の訓練が必要です。
最初から完璧にできなくても大丈夫です。
少しずつ、今弾いている音だけでなく、その先の動きにも目を向ける練習をしていきましょう。
一音ずつではなく、フレーズ単位で動きをとらえる
楽譜を読むときのコツの一つは、一音ずつバラバラに見るのではなく、フレーズ単位で大きく動きをとらえることです。
文章を読むときも、一文字一文字を完全に分けて読むのではなく、言葉や文のまとまりとして読んでいます。
楽譜も同じように、音のまとまり、動きの方向、リズムの形を見ていくことが大切です。
たとえば、
- 音階のように上がっているのか
- 分散和音のように広がっているのか
- 同じ形が繰り返されているのか
- 少しずつ下降しているのか
- 同じリズムの形が続いているのか
このように、フレーズ単位で大きく見ることで、指の動きもイメージしやすくなります。
楽譜を読むことと、鍵盤上で手を動かすことが結びついてくると、同じ場所で止まりにくくなります。
机の上や膝の上で、指を動かして確認してみましょう
頭の中で鍵盤や指の動きをイメージするのが難しい場合は、机の上や膝の上で指を動かして確認してみるのも一つの方法です。
実際の鍵盤がなくても、頭の中で鍵盤を思い浮かべながら、指の動きを試してみます。
そのときに指が止まってしまう場合は、まだ楽譜の理解や指の動きのイメージが曖昧な可能性があります。
その場合は、もう一度楽譜を確認し、ゆっくりで構わないので、どの指がどの方向に動くのかを整理してみましょう。
机の上や膝の上で指が自然に動くようになってくると、鍵盤上でも動きやすくなります。
これは、鍵盤の前で何度も間違えながら練習する前に、頭と指の準備をする練習です。
鍵盤の前で何度も間違える前に、机の上や膝の上で指の動きを確認すると、頭の中のイメージを整理しやすくなります。
ここまで確認して、それでも弾けない場合は練習量の問題です
楽譜を確認し、音やリズムを理解し、頭の中で指の動きもイメージできている。
机の上や膝の上でも指が動く。
それでも実際の鍵盤でうまく弾けない場合は、そこで初めて練習量の問題を考えます。
つまり、弾けないときに最初から「練習不足」と決めつけるのではなく、
- 楽譜を読めているか
- 音や指の動きをイメージできているか
- その上で練習量が足りているか
という順番で確認することが大切です。
この順番で考えると、ただ闇雲に練習するよりも、原因に合った練習がしやすくなります。
フレーズ単位の部分練習が大切です
練習量が必要な段階に入ったら、曲を最初から最後まで通して弾くだけでなく、部分練習を行うことが大切です。
特に、同じところを何度も間違える場合は、その部分だけを取り出して練習します。
片手で確認し、必要であればさらに短く区切ります。
フレーズ単位で、音、リズム、指使い、手の動きを確認していきます。
いきなり両手で速く弾こうとするのではなく、まずは片手で確実に弾けるかを確認します。
片手で動きが分かってきたら、両手でも短い範囲で練習していきます。
同じところを何度も間違えるときは、曲を通して弾くよりも、短い範囲を取り出して練習する方が効果的です。
数回弾けただけでは、まだ安心できないことがあります
練習していると、数回うまく弾けるようになることがあります。
その瞬間は「もう大丈夫」と感じるかもしれません。
しかし、数回弾けただけでは、まだ安定しているとは限りません。
本番やレッスンの中で弾くと、少し緊張したり、前後の流れが入ったりして、また間違えてしまうことがあります。
そのため、目安としては、両手で最低5回くらい連続で間違えずに弾けるかを確認するとよいです。
もちろん、曲の難しさやその方のレベルによって回数は変わります。
ただ、「一度できたから終わり」ではなく、「安定してできるか」を確認することが大切です。
フレーズ同士のつなぎ目も練習しましょう
部分練習をするときに気をつけたいのが、フレーズ同士のつなぎ目です。
あるフレーズだけを単独で練習すると、その部分は弾けるようになることがあります。
しかし、実際の曲では、前のフレーズから次のフレーズへ続いていきます。
そのつなぎ目でポジション移動があったり、手の形が変わったりすると、そこで止まってしまうことがあります。
そのため、フレーズ単位で練習するときは、そのフレーズだけで終わらせず、次の拍、または次の音まで練習しておくのがおすすめです。
そうすることで、自然とフレーズ同士をつなげる練習になります。
「ここまで弾けたら終わり」ではなく、「次の音にどう入るか」まで確認しておくと、曲全体の流れが作りやすくなります。
昨日弾けたのに、次の日に弾けなくなることもあります
練習中にうまく弾けるようになっても、次の日にもう一度弾いてみると、また弾けなくなっていることがあります。
これは珍しいことではありません。
人は忘れるものですし、ピアノの動きも一度で完全に定着するとは限りません。
私自身も、昨日できたことが次の日には少し不安定になっていることがあります。
だからこそ、できなかったことに落ち込む必要はありません。
大切なのは、次の日も同じ箇所を確認することです。
今日できたことを、明日も確認する。
明日確認したことを、また次の日も確認する。
そうして何日かかけて繰り返すことで、少しずつ定着していきます。
昨日弾けたところが次の日に弾けなくなることは、よくあります。
焦らず、何日かかけて確認することで、少しずつ安定していきます。
難しすぎる内容ばかり選ばないことも大切です
ピアノでは、少し難しい曲に挑戦することも大切です。
しかし、自分にとってレベルが高すぎる内容ばかりを続けると、なかなか成果が出ず、ピアノそのものが嫌になってしまうことがあります。
難しすぎる曲や練習は、同じところを何度も間違える原因にもなります。
その状態で無理に続けると、間違えた動きを繰り返してしまい、挫折につながることもあります。
挑戦は大切ですが、今の自分に合った内容を選ぶことも同じくらい大切です。
少し頑張れば届くくらいの課題を積み重ねることで、無理なく力をつけていくことができます。
大人の方には、練習の順番を整理することが大切です
大人の方のピアノ練習では、ただ長く練習すればよいわけではありません。
限られた時間の中で練習する場合、何をどの順番で確認するかが大切です。
同じところを何度も間違える場合は、次のような順番で確認すると整理しやすくなります。
- まず楽譜をしっかり読む
- 音の動きやリズムの形を確認する
- 頭の中で鍵盤と指の動きをイメージする
- 机の上や膝の上で指を動かしてみる
- 片手で短い範囲を練習する
- 両手で短い範囲を練習する
- フレーズ同士のつなぎ目まで練習する
- 翌日も同じ箇所を確認する
このように順番を整理すると、「何となく弾いて間違える」練習から抜け出しやすくなります。
練習は、回数だけでなく、内容が大切です。
MIYAKEピアノ&ウクレレ教室のレッスン
八幡市のMIYAKEピアノ&ウクレレ教室では、大人の方にも分かりやすく、弾けない原因を整理しながらレッスンしています。
レッスンでは、ただ「もっと練習しましょう」と言うのではなく、どこでつまずいているのかを一緒に確認します。
楽譜を読むこと、音や指の動きをイメージすること、片手練習、部分練習、つなぎ目の練習など、必要な練習を段階的に整理していきます。
また、大人の方が無理なく続けられるように、練習の量だけでなく、練習の仕方も大切にしています。
「同じところを何度も間違えてしまう」
「練習しているのに上達している気がしない」
「どう練習すればよいか分からない」
そのような方にも、原因を一つずつ整理しながらレッスンしています。
弾けない原因は、練習不足だけとは限りません。
楽譜の読み方、イメージ、指の動き、練習の範囲を整理することで、練習の質は変わっていきます。
八幡市で大人のピアノ教室をお探しの方へ
八幡市で大人のピアノ教室をお探しの方、枚方市・京田辺市・久御山町など近隣地域から通えるピアノ教室をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。
MIYAKEピアノ&ウクレレ教室では、大人の初心者の方、昔ピアノを習っていた方、基礎から学び直したい方にも、分かりやすくレッスンしています。
ピアノで同じところを何度も間違えるときは、焦って何度も弾く前に、まず原因を整理することが大切です。
楽譜を読み、イメージを作り、短い範囲で練習し、少しずつ定着させていくことで、演奏は変わっていきます。
「自分には無理かもしれない」とあきらめる前に、まずは練習の考え方を一緒に整理してみましょう。
同じところを何度も間違えてしまう大人の方へ
MIYAKEピアノ&ウクレレ教室では、楽譜の読み方・音や指のイメージ・部分練習・練習の順番を分かりやすく整理しながら、ピアノの上達をサポートしています。
「練習しているのに同じところで止まってしまう」
「どう練習すればよいか分からない」
「大人になってから、もう一度ピアノを学びたい」
そのような方も、まずはお気軽にお問い合わせください。
